お正月、JAL機の事故について。

明けましておめでとうございます🎍✨

新年が皆さまにとって飛躍ある素晴らしい年となるように願います。

今年は年始に日本に帰らせてもらえることになり。

2日に日本に着いて、久しぶりにお正月らしい日々を過ごしています。

夜、時差ボケか起きてしまって眠れないのでそれを活用して、最近あったJAL機の事故、緊急脱出について思っていることを言葉にしたいと思います。

2日に関空に着いた時に色んな方面から連絡があり、羽田で事故があったことを知りました。

大変なことがあったのだと感じつつ、でも映像を見るまでは、あそこまでとは予想はしておらず後でとてもびっくりしました。

事故の原因の究明は大事ですが、後々分かることなので今は何も言いたくないです。

ただ、あの炎に包まれた中でよく全員脱出出来たと、本当に奇跡な出来事です。

私は以前に乗務員をしていたので、クルーの気持ちを思うと本当に心のケアが心配なのと同時に、よく凄い仕事をしてくれたなあととても誇りに思う気持ちがあります。

訓練で鍛えられているとはいっても、どこかで、

でもこんな事は滅多に起こらないだろう。

乗務ができる様に訓練をパスしよう。

実際はこんな風にうまくいかないだろう。

などと考えがよぎることもあると思う。

実際に私が思ったこと。

訓練中は緊張感があって、もちろんその場で出来ることを最大にしようと努めるけど。

終わると安全のことよりもサービスのことをどうしても重要視しがちになる。

後で映像を恐る恐る見ると、煙が充満した機内の中、若い乗務員さんが鋭い声で

荷物は置いて! No baggage!

腰を低くして!

など必死に叫んでいるのを見ると、訓練時の状況を呼び起こし、これは実際に起こったことなんだと。

そこに毅然と対応する姿に頭が上がらないのと、内側から熱く込み上げるものがあります。

乗客も混乱はあったと思いますが、よく言うことを聞いて皆脱出できたなと。。

それは乗務員がすぐにパニックコントロールに努めて毅然としていたから乗客との間に信頼関係が生まれたのだと思う。

普通はあの煙の中、なかなかドアが開かず脱出出来ないともっとパニックになると思う。

もちろん乗務員も外の安全確認をして一目散に乗客を脱出させたい。

だけど、安全確認の時間を取らずに間違ったドアを開けたり誤った判断をしてしまうと命に関わることだから、その時間はとても大事で尚且つミスが許されないのです。

今回は乗務員同士の連絡路が使えなくなってしまった状況だったようで。

もちろんその事態も訓練で練習しています。

先ずは最高責任者である機長にコールをして、返答がなければ死亡、若しくは健康上の問題があったとすぐに判断をして客室乗務員が、そこも連絡がとれない場合は各ドアにいる乗務員個人が自らの責任、判断で脱出を誘導します。

今回はこの判断がとても素晴らしく、あの状況で短時間で全員の脱出が出来たよう。

あの飛行機に乗っていた方達はしばらく飛行機に乗りたいとは思わないでしょう。

お客さんは乗らない選択肢をすることができますが、乗務員は仕事にしているのでなかなか辛いものがあると思う。

ステイ先でニュースを見て知った乗務員は、帰りの飛行機に乗るのがとても怖かったでしょう。

自分ならどうしていたかな、、と訓練で習った緊急時のプロシージャーや文言を確認したり。。

皆、思うことは一緒です。

飛行機は世界一安全な乗り物と言われているけれど、事故が起こると悲惨な状況、命を落とすことに直結するともいえる。

明日は我が身です。

でも飛行機のおかげで色んな世界に出会うことが出来たし、可能性を広げてくれた。

何よりも昔から飛行機が大好きで今だに乗るとウキウキとして写真を撮って、外の景色に惚れ惚れしたり。

色んな気持ちになったり思考が整理されてリセットされ、新しいアイデアが生まれたりポジティブになれたり。

とても素晴らしい乗り物です。

来週JALで伊丹から羽田へ行きます✈︎

富士山が見渡せる左側の窓側席を予約しました。

飛行機から見える富士山が1番荘厳で美しい。

今からとても楽しみ。

飛行機で働くのも好きで、役職はあれど同じシップに乗る仲間である乗務員、乗客が共同体となってその日のフライトを作る作業にやりがいを感じていました。

自分の人生をかけてでもやりたい仕事。

先ずは乗務員にエールと拍手を、心から送りたい。

そして心は一つだと伝えたい。

以上、賀正。

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