09/04/2020
世間でいうロックダウン(外出禁止・制限)の状態になってから3週目に入りました。
今思い起こしてみると、1週目はこれからどうなるのか不安に駆られたり、せっかくできた1ヶ月以上にもなる自宅での時間を有効に有意義に使わなくてはと焦っていました。
せっかくのこの機会に!と新しく何か始めてみてもなかなか続かなかったり、1ヶ月以上も暇があると思うとすぐにやる気にはならなかったりして、まずは身近な生活の部分から、普段よりもお料理に時間をかけてみたり、見たかったドラマや映画をみたり、3日に1回ほど外に出て自宅周辺のウォーキングで体を動かしたり、買い物に出たりしていました。
スーパーマーケットに行くとまず人数制限があり、並んでやっと中に入るとと入り口に殺菌ジェルとゴム手袋が置いてあり、それを見張りの強面なムッシューの指示のもと、しっかり着用しないと買い物が許されないといった感じでした。
初めの週はパリの人たちも慣れない状況に苛立ちを隠せない様子で、スーパーのレジに並んだ並んでないで喧嘩が勃発したり、スーパーのマダムに自動精算機にエラーが出て助けを求めると、そんなに彼女に近づいていないつもりが、私から距離を置きなさい、離れなさいと強い口調で言われたりと私も含めイライラする状況で買い物に行くだけで疲れてしまいました。
それでもいつも行くパン屋さんではバンダナをマスク代わりにして“KEEP SMILING”の精神で笑顔でパンを売っている姿に勇気をもらったり、こんな状況でもパンを売ってくれてありがとう、頑張ってね、とお客さん&店員さん同士声をかけ合う姿にフランス人の団結力、助け合い精神を感じました。
2週目からはみんな家族で過ごすのも飽きてきたのか、仕事場の仲間や友人から電話がかかってきて、皆それぞれ1週間経った状況を報告しあったり、励ましの言葉をかけ合って、自宅待機中何をしたか、笑ってポジティブになれる動画や癒されるビデオ・音楽など暇つぶしに良さそうなものを送りあったりしました。
私個人では色んな動画を見たり本を読んで感化され、また自分と向き合う時間が多くなったため、ノートに色んなことを書いたり、自分が感じていること、今何ができるか、外出制限が終わったら何をしたいか、これから何を大事にして生きていきたいか等々を日々考えて、自分が子どもの頃好きだったもの、大事にしていたことを思い出すようになりました。
やるべき事がなくなると本質的に何がしたいのかが見つかるのかもしれません。
先週の6日から買い物でちょっと家を出る際にも外出証明書の記入が必要になり、名前、生年月日と住所、何の目的で外出するのか、日付と時間、サインを書いて持って外出し、警官に聞かれたら見せるそうです。
私も大家さんからコピーしたものを数枚いただきました。
また、8日からは10~19時の時間帯で運動目的の外出が禁止になりました。
最近パリでは25度を超える日もあり暖かくなって外に出る人が増えてきた印象があったので、やむ終えないのかもしれません。
最後に、最近見た映画でとても良かったのを紹介したいと思います。
Dany Boon監督作品の“ Bienvenue chez les Ch’tis” です。

とにかくすっごく笑えます。
あまりフランス映画に共感できるものに出会えていなかったのですが、今まで見たフランス映画で一番笑えました。
主に言葉(表現やアクセント)や文化の違いに触れた作品になっているのですが、内容はあまり難しくないし、フランス語や地域の文化の勉強にもなるのでとにかくおすすめです。
沢山のフランス人から良い映画だと勧めてもらいました。
俳優さんたちもとても良いです。
あまりの可笑しさに一人で大爆笑して、見終わった後も思い出し笑いに苦しまされました。
でも笑うポイントは人物のキャラクターやユーモアで言葉の違いによる皮肉ではないので素直に楽しめます。
まだ先が見えない自宅生活ですが、毎日好きな時間に起きれて好きな事ができる時間でもあります。皆が同じ状況なので決して悲観せずに過ごしたいと思います。

パリ9区にある自宅 studioから🌈


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