始まり。

01/09/2019  

フランスに来て早2週間が経ちました。 

空港に着いてタクシーに乗り込み、ちょうど9年前、初めてパリに降り立ち、疲労感とこれから何が起こるのだろうかというワクワクした気持ちでタクシーに乗っていたのを感慨深く思い返していました。 

運転手さんにそんな話をしている中パリの治安状況について聞いたら、

「最悪だよ、空港から市内に入る道中でバイクに囲まれて窓ガラスを割られ、持っている荷物を取られる事件が多発していて、この車も2度やられた。」 

と聞いた途端にぞっとしました。

更に驚いたのが、空港の税関とその泥棒軍団が繋がっていて、税関職員が現金をたくさん持っていそうな客の特徴、服装やスーツケースの色などを伝えてその客をターゲットにして狙うんだそう。

一気に恐怖を感じ、何て所に来てしまったのだとビクビク警戒しながら市内まで行く羽目になりました。 

荷物が多く無ければリムジンバスで市内に行く方がいいのかもしれません。 

無事にstudioに到着し、大家さんに会えて大家さんの息子さんと一緒に荷物を6階のお部屋まで運んでもらいました。無事に家に着き、ホッとしました。

 

翌日から出勤。 

日本で会った営業担当のレッドとホテルの部屋を見て回り、すぐにチェックインシステムや予約の編集、支払い請求の仕方などを教えてもらいました。

初めの週は理解するのに大変でしたが少しずつ慣れ、上司や同僚のみんなは、時間がかかっても少しずつでいいから大丈夫、今は全部理解できなくても後で分かるようになるよと言ってくれます。 

上司はほぼ皆フランス人で、同じ働くレセプショニストはフランス、アルジェリア、ウクライナ、セネガルなど様々な国籍の方がいます。皆、3〜5ヶ国語を当たり前のように話します。

同僚とはいつもフランス語で会話をして、お客様とはアメリカやイギリス、オーストラリアなど英語圏の方が多いので主に英語を話します。あとはロシア、韓国からのお客様が多いです。 

日本からもリピーターやビジネスのお客様がいらっしゃいます。

フランス語、英語に関しては本当に至らなくて、お客様の要望が分からなかったり電話が聞き取れなかったりして同僚や上司に電話を代わってもらったり助けてもらって情けないですが、日本のお客様に、日本語を話せる方がいて助かったよ、安心すると言ってもらえると少し役に立てた気がします。 

自分がずっと望んでいた、毎日フランス語が飛び交う環境で働けていることがとても嬉しく、感謝の気持ちと共に、早く上達してフランス語と英語でスムーズに案内ができるようになりたいと強く思います。 

印象的だったのは、ある日20分ほど早くホテルに着いてレセプションに行ったら、

「まだ時間じゃないのになぜいるの」と上司に言われ、

「ありえないよ、勤務時間は法律で決まっているんだから」と。

勤務後、終わる時間より少し過ぎて帰ろうとしたら、次の日は遅く来ていいよとも言われました。

電話で事前に報せれば30分ほど遅刻しても問題ないようですし、夜は仕事がなさそうであれば早めに帰ることもできます。(職歴に応じてですが) 

前の職場では1時間前には着いて準備をし、30分前にオフィスに来ていたので私としては15分前だと少しギリギリに感じ、ソワソワします。その面でも早くフランスの感覚に慣れたいと思います。 

9月は主要メンバーやホテルのオーナーがバカンスから帰ってくるので、会うのが楽しみです。

公園の隙間から顔を出すサクレクール寺院